静岡の橋は今どうなっている? 橋梁補修が重要視される理由と、池ノ沢工業の取り組み
静岡県は、実は橋の多い県です。
理由は、大きな河川が多く、海と山に囲まれた地形のため、生活道路や物流ルートのいたるところに橋が必要になるためです。
特に安倍川、大井川、富士川といった河川は本州屈指の流域面積を持ち、その周辺には大小さまざまな橋がかかっています。
しかし、これらの橋は高度経済成長期に集中的に整備されたものが多く、建設から40〜50年を超えるものが増加しています。国土交通省の調査によると、全国的にも2025年以降は高齢化した橋梁が急増し、補修の重要性が高まる時期に入っています。静岡も例外ではありません。
■ なぜ橋梁補修が必要なのか?
橋は「壊れたら直す」では手遅れになる構造物です。
大きく劣化が進む前に補修しなければ、修繕コストも安全性も大きく損なわれてしまいます。
劣化の主な原因としては、
-
コンクリートのひび割れ
-
鉄筋の腐食
-
塩害(海に近い地域ほど多い)
-
凍結防止剤による劣化
-
長年の疲労による損傷
などが挙げられます。
静岡は沿岸部が長く、風に乗った潮が内陸部まで届くため、塩害環境に分類されるエリアも多く存在します。そのため、外見ではわからなくても内部で鉄筋が錆び始め、コンクリートが剥落する危険性を持つ橋梁も少なくありません。
特に、車が通行する道路橋は常に振動を受け続け、想像以上に過酷な環境下にあります。
だからこそ、定期点検と早期補修が欠かせないのです。
■ 静岡の橋が抱える「地域特有の課題」

静岡県には、他県と比べて橋梁補修を必要とする理由がいくつかあります。
① 川の数が多い・橋の規模が大きい
静岡の河川は幅が広く、橋も大規模なものが多く存在します。
そのぶん点検・補修の準備や工程が複雑になりやすいのが特徴です。
② 潮風や降雨量による劣化
沿岸部だけでなく、駿河湾からの風が内陸まで届くことがあり、塩害劣化のリスクがあります。
また、静岡は雨量が多いため、コンクリートの中性化や鋼材の腐食が進行しやすい環境です。
③ 地震による影響
東海地震・南海トラフが懸念される地域であり、耐震補強の必要性も高い地域です。
橋梁の腐食やひび割れを放置することは、災害時の脆弱性にも直結します。
■ 池ノ沢工業が行う橋梁補修とは?

池ノ沢工業では、橋梁補修に必要な多様な工種を一貫して対応しています。
具体的には、以下のような補修が中心です。
-
コンクリートの断面修復
-
ひび割れ注入工事
-
鉄筋防錆工事
-
剥落防止対策
-
支承部の補修
-
高欄(橋の柵)の補強
-
足場・仮設工事
-
橋梁周辺の構造物補修
補修工事は「壊れたものを治す」だけではなく、
“今後10年、20年、安全に使い続けるための手当て”
という意味をもっています。
■ 補修工事の現場は「見えない努力」の積み重ね

橋梁補修は、一般の方から見えない作業が多い分、技術と経験が必要です。
例えば、
-
コンクリート内部の劣化を判断する調査
-
補修範囲をミリ単位で見極める職人の目
-
場所によって材料を変える判断
-
交通を止めずに行うための工程管理
-
事故防止のための安全対策
など、膨大な工程を丁寧に積み重ねています。
また池ノ沢工業では、建設ディレクターが現場を支える体制が整っており、
-
図面整理
-
工事写真の管理
-
工程調整
-
現場書類の作成
-
ドローンを使った調査補助
など、補修工事の品質を支える“裏方”の仕事も強化しています。
これにより職人が施工に集中でき、品質向上にもつながっています。
■ 静岡のインフラを守るために
橋梁補修は「地域の未来を守る仕事」です。
橋が安全であり続けることは、通勤・通学・物流など、地域の当たり前の生活を支えることにつながります。
静岡は橋が多く、自然条件も厳しい地域だからこそ、
計画的な点検と適切な補修が欠かせません。
池ノ沢工業はこれからも、地域のインフラを支えるパートナーとして、
確かな技術と丁寧な施工で、橋を長く安全に使えるよう取り組み続けていきます。
- カテゴリー
- おしらせ

