静岡での橋梁補修工事|安全管理から塗装仕上げまで

橋梁は、地域の交通を支える重要なインフラです。しかし長年の使用によって、コンクリートのひび割れや鉄部の腐食、排水機能の低下など、さまざまな劣化が進行します。そのため、定期的な補修や塗装工事が欠かせません。

今回は、静岡県内で実施した橋梁補修工事の施工状況をご紹介します。安全管理から調査、補修、塗装に至るまでの流れをまとめました。

周辺の安全・交通管理

工事を始めるにあたって最も重要なのは安全確保です。
工事箇所周辺では交通規制を行い、見通しを確保したうえで誘導員を配置。第三者災害の防止を第一に、地域の皆さまにも安心して通行いただける環境を整えました。

調査・準備作業

補修工事に先立ち、調査や準備を行います。

  • ボーリング調査による基礎状況の確認

  • 除草による施工環境の整備

  • 既存塗膜の採取・膜厚確認

  • 張出床版の状態調査・断面補修箇所の確認

  • 排水管アンカー設置位置の鉄筋探査

これらの調査により、劣化の進行状況を正確に把握し、最適な補修方法を選定しました。

足場設置と仮設工

高所での作業となるため、吊り足場を中心に仮設工を行いました。
橋梁点検車も併用し、安全かつ効率的に足場を組み立て、作業環境を確保しました。

補修作業

橋梁の健全性を維持するために、次のような補修を行いました。

  • 排水管取替工:老朽化した排水管を新しいものに更新

  • ひび割れ補修(プライマー塗布):コンクリートひび割れの進行を防止

  • 表面含浸材(コンクリートキーパー)塗布:コンクリート内部への劣化因子浸透を抑制し、耐久性を向上

既存塗膜の除去

老朽化した塗膜については、循環式エコクリーンブラスト工法を採用しました。
環境に配慮しながら、確実に既存塗膜を除去することで、新たな塗装の密着性を高めました。

塗装仕上げ

最終工程として塗装工事を実施。仕上げには弱溶剤形フッ素樹脂塗料を使用しました。高い耐候性と防食性能を備えており、長期間にわたって橋梁を保護します。これにより、ライフサイクルコストの削減にもつながります。

AIによる片側交互通行規制

今回の現場では、足場の造設や撤去の際にAIによる交通規制を行いました!

より安全で確実な方法で工事が行えるように、最新のAIや技術を取り入れていきたいと考えています!

まとめ

今回の静岡での橋梁補修工事では、調査から補修、仕上げ塗装までを一貫して行い、安全性と耐久性を確保しました。
当社はこれからも、確かな技術と経験を活かし、地域のインフラを長く安全に使い続けられるよう支えてまいります。

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