池ノ沢工業は、静岡県清水区にある建設会社です。静岡県内だけでなく県外の工事にも着手しています。
トンネルにおける長寿命化修繕計画
道路施設の老朽化が全国的な課題となる中で、平成24年12月に山梨県の中央自動車道笹子トンネルで発生した天井板落下事故を受け、国土交通省はこのような事故を二度と起こさないよう、平成25年を社会資本メンテナンス元年と位置付けました。
平成 25年10月に「インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連 絡会議」が設置され、同年11月には、インフラの戦略的な維持管理・更新等の方向性を示し、国や地方公共団体等が一丸となってインフラの戦略的維持管理及び更新等を推進するための基本的な計画として「インフラ長寿命化基本計画」が 政府決定されました。
弊社では損傷の早期修繕の予防保全により、効率的かつ効果的な維持修繕を施工します。
池ノ沢工業で行っているトンネル補修工事一覧
- 断面修復
- ひび割れ注入
- 表面保護
- 剥落防止
断面修復工
コンクリート構造物は、塩害、中性化による劣化によって、部分的にコンクリート欠損が起こる場合があります。
断面修復工では、部分的な断面欠損に対し、モルタルやパテ材でコンクリート断面を復元・修復する方法です。
ひび割れ注入工
コンクリートは劣化により、ひび割れを起こします。
注入工は、補修材をゴムの復元力やスプ専用の治具を用いて、低圧かつ低速で注入しひび割れ部の復元をする工法です。
表面保護工
コンクリートの腐食劣化にはコンクリート内部への侵入による劣化があります。
既設コンクリート表面に塗装材料を用いて新たな保護層を設ける表面被覆工法や、 コンクリート表面に含浸材を塗布する表面含浸工法があり、内部侵入を抑制し、耐久性の向上を目的とします。
剥落防止工
コンクリートは基本的には強固なものです。しかし、種々の原因によって破壊される場合があります。
はく落防止工では、はく落する危険性のあるコンクリートに対し、繊維材及び塗膜にて、コンクリート片を落下させない工法です。